六朝時代の加彩、官人俑です。
この加彩俑の入手経緯はよく覚えていて、平成12年か13年に当時井上さんが東京駅八重洲で古美術店をやっていた時に求めたものです。
利菴アーツの中村さんが丁稚をしていて、李朝の徳利とかにも対応していただきました。
駱駝や馬の唐三彩とか見事な作品が多く展示されていて、欲しかったですがどれも3桁超えで手も足も出ませんでした(勤め人の悲しい性)
加彩官人俑は、長衣をまとった従者の姿で、当時の官人の服装や役割が分かります。
素朴で力強い造形、彩色だけでなくそれが作られた時代背景にも目を向けると愉しめると思います。
この分野も偽物が多いですが、こちらは本物です。
かばくんは、中村さんが一番弟子だとばかり思い込んでいたのですが、当時丁稚でいた前坂さんに僕が一番弟子なんですよ。
とむっとされた事が思い出されます。
サイズは画像4の台込みで、高さ24.8✕横幅(肩)6.2✕奥行(足)6.2cm位です。
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