栄松斎長喜による美しい伝統的な日本の美を表現✨
- アーティスト名: 栄松斎長喜
- 作品名: 井筒屋中居かん 芸子あふきやふせや
- フレーム材質: 木製
【サイズ】(平置き)
タテ:約62cm
ヨコ:約47cm
厚み∶約2cm
江戸時代中期以降に発展した多色刷りの浮世絵版画です。鮮やかな色彩が特徴で、当時の風俗や流行、役者や力士などを題材に、庶民の間で広く親しまれました✨
栄松斎長喜(えいしょうさいちょうき) は、喜多川歌麿と鳥文斎栄之の美人画が流行した寛政年間(1789~1801)に、柔和で親しみのある優しい面立ちの美人を描いて独自の作風を展開した個性的な浮世絵師である。寛政7年(1795)頃に子興と改名し、享和元年(1801)再び長喜に名を復している。錦絵の多くは、寛政期の長喜時代に描かれ、大坂の太夫や芸子を描いた作品も知られるが、それらを含み錦絵のほとんどは江戸の版元蔦屋重三郎と鶴屋喜右衛門から出版されている。
本図は、大坂の芸子と仲居を組み合わせた七分身像の雲母摺シリーズの1枚で、鬢張を丸くした髪型や、芸子ふせやの髷が上方で結われた髷の上に橋をかけたおしどりであることなど、上方風俗の特徴を良く描いており、面長で柔らかな表情にも上方の美質が反映しているように思われる✨
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