●竹外茶煙静(ちくがいちゃえんしずかなり)…林のむこうに、茶を焙(ほう)ずる煙が静かに立ちのぼっている。
山村の平和な風景。自然の営み。
●掃雪開松径(ゆきをはいてまつのみちをひらく)…降り積もった雪を掃くと、そこには松の小径が開けた。
悩みや迷いが一掃されて、生地の仏性(ぶっしょう)が現前したようす。
●門閑心静自清涼(ころしずかなればおのれはせいりょう)…平穏な世の中で屋外が静寂であれば、涼風と共に精神が落ち着く。
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●メール便不可
●直筆
サイズ:並巾(約縦36.3×横6cm)
作者:久田宗也筆(尋牛斎)
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【12代】
1925年?2010年10月22日
大正14年(1925)京都生。名は和彦、十一世無適斎宗也の長男。
京大史学科卒
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【久田家】
久田家の庵号は半床庵(はんしょうあん)といい、3代宗全による二畳中板の茶室を指す。
久田家は3代宗旦の娘の嫁ぎ先で利休の血筋であり、家元が途絶えそうになった場合、久田家から養子で入っています。
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箱:たとう紙
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