秀衡塗は、平泉の藤原氏が京から招いた工人に作らせたのが始まりと言われ、八百余年の間伝えられています。
秀衡塗の三段重箱です。
縦7寸×横6.5寸の大型です。
秀衡塗の老舗「君塚」の品です。現在では作られていないようです。専用箱入りです。
天然木の木地に黒漆が塗られています。フタの裏と重箱の内側は落ち着いた朱漆が重ね塗りされています。
重箱の側面とフタ表には秀衡塗の代表的な文様である雲紋が描かれ、その上に菱形の金箔が施されています。
フタと側面の可憐な小菊が魅力的です。
盛り上がりのある漆絵です。
漆の光沢と金箔の輝きが素晴らしいです。
お正月やおめでたい時などハレの日に大変喜ばれます。
工芸品として飾っても大変映えます。
箱に入り紙に包まれた状態の未新品です。重箱の状態、漆の光沢とも新品同様です。白く写っている部分は光の反射です。実物は光沢があり綺麗です。
秀衡塗の重箱の最高級品と思います。
【サイズ】
(三段重ねでフタした状態)
縦約21㎝×横約19.8㎝ ×
高さ約20.5㎝
(一段の箱の状態)
縦約21㎝×横約19.8㎝ ×
高さ約7㎝
箱の厚さ:約0.3㎝
フタの厚さ:約1.4㎝
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