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こちらは、1898年 スペイン王国 アルフォンソ13世 5ペセタ銀貨(5 PESETAS)です。
クラウンサイズ(直径約37mm・銀品位90%)の大型銀貨で、
1898年という年号は、まさにスペインが“最後の帝国”として世界史の表舞台を去る年を刻んでいます。
【おすすめポイント】
・1898年発行、スペイン帝国最後の大型銀貨
・クラウンサイズ(直径37mm/重量25g以上)
・美しい「ヘラクレスの柱」と王国紋章デザイン
・銀品位Ag.900、重厚な輝きと音色
・歴史的価値+デザイン美で世界的に人気のコイン
【商品詳細】
発行国:スペイン王国
発行年:1898年
額面:5ペセタ(5 PESETAS)
材質:銀(Ag .900)
重量:約25g(実測範囲)
直径:約37mm
表面:アルフォンソ13世(幼年期の肖像)
裏面:スペインの国章「ヘラクレスの柱」と王冠
縁:十字模様(フロリンスクロス)エッジ
発行造幣局:マドリード(Madrid Mint)
【保証・配送】
・本物保証(偽物の場合は返品返金対応いたします)
・丁寧に梱包して発送いたします
・匿名配送可+100円
・単品値下げ不可(同梱で送料分割引あり)
・神経質な方はご遠慮ください
【コインのストーリー】
1898年のスペインは、帝国の黄昏を迎えていました。
かつて“太陽の沈まぬ国”と呼ばれた大帝国は、
この年、アメリカとの戦争(米西戦争)に敗れ、
キューバ・プエルトリコ・グアム・フィリピンなどのすべての海外領土を失います。
この5ペセタ銀貨には、その**「最後の栄光」**が刻まれています。
表面の肖像は、わずか12歳の少年王アルフォンソ13世。
誕生と同時に王となった彼の横顔は、
衰退する王国に残された“未来への祈り”を映しています。
裏面のデザインはスペイン王国の紋章と「ヘラクレスの柱」。
その柱に巻かれたリボンには“PLUS ULTRA(さらに彼方へ)”と刻まれています。
この言葉は、大航海時代にスペインが世界へ進出したときの国家標語であり、
新世界への果てしない野望と誇りを象徴しています。
しかし1898年の時点では、その標語はもはや過去の栄光の残響でした。
このコインは、
スペイン帝国の終焉と、新しい世紀への扉が開かれた瞬間を刻んだ、
まさに「歴史の転換点を銀に閉じ込めた証」です。
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