この手のものの多くがそうであるように、
元々の箱書きは備前とあります。
しかしおそらくは17〜19世紀頃の南蛮、
つまりフィリピンなどの焼き締め陶です。
ねっとりとした土で、
高温焼成されています。
こちらは長年当方のお気に入りとして置いていたのですが、
出品します。
内側にあるように白い水垢がこのように現れているのは、
実際にそのように使用されてきた証です。
想像するに椿の花などをいけて、
床の間に飾られたのではないでしょうか。
気持ち片口になっていますが、
これもこの手のものの特徴と言えるでしょう。
径 約19.8cm前後
高さ 約5.8cm前後
サイズはおおよそです。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので時代なりのスレ疵汚れ等あります。
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