こちら2点にふり分けてご購入いただくお品物です。その1とその2を必ずご購入くださいませ。片方だけしかご購入いただけなかった場合はキャンセルさせていただくことになりますのでご理解くださいませ。
#しっぽのお人形
①写真1枚目の巾着
柄の美しいはぎれを縫い合わせた縮緬細工の小袋(巾着)です。 表は大正期のぽってりした縮緬(古布、正絹)。
裏(薄手の縮緬)がついています。
口についである水色の無地は絽です。
すべて古布、正絹。
表地と裏地の間に接着芯が挟んであるので、ふっくらやさしい手触りです。
手仕事のぬくもりと、色あわせや柄合わせにセンスを感じる一品。
お薬やアクセサリー入れにお使いになっても、また、写真3のように52cmくらいの市松さんに添えてあげても。
平置きで 約10cm✕14cm
②市松人形 丸平 松印 15号 約52cm
おといあわせがありましたので、お人形さんの写真もアップしました。
お顔と身体と手はとてもきれいです。
足のかかとに一箇所ずつしみのようなもの(つやの出ている部分)があります。
腕の中には針金が入っていて、腕を張ってくれるので、着付けた時に立派になります。
手足ともに爪切り付き、耳の作りも丁寧で、さすが丸平松印と思いました。
つむじのところについていた埃は綿棒で払っておきました。
髪は引っ張ったりしない限り特に抜けやすくはありません。
つむじに乱れがありますが、修復にはそれなりの金額を要しますし、まだ張り替えるほどではないので、このまま温存でよろしいかと思います。
気になるようでしたら、いつか「毛吹き」(上からつむじに髪を一束加える)をなさるとよろしいかと存じます。
手足のつなぎ布は縮緬でしっかりついています。
私のところに来る前に腿の詰物を少し抜いたらしく、お座りできる状態になっています。
100年くらい前の子ですので、新品のお人形と比べるべくもありませんが、つむじと踵以外は特筆すべきことはなく、アンティークとしてはよい状態だと思います。
記憶がさだかではありませんが、手は入れていないので、引き継いだままの状態だと思います。写真で詳細はご確認くださいませ。
お召ものにつきましては、季節に合わせて、お迎えの時に着ていた縮緬に着替えさせてお送りする予定ですが、お取引メッセージでどちらかをお選びいただいても結構です。
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