1966年 ニューヨークのメトロポリタン・オペラ・ハウスのために、壁画『音楽の泉』と『音楽の勝利』の2作を描いた。
新しいオペラ・ハウスの開会式のために、その当時の監督ルドフ・ビングが、モーツァルトの「魔笛」の舞台装置と衣装の創作をシャガールと契約。
その開館式記念公演は1967年2月17日に行われた。
そのころ、シャガールはモーツァルトをたたえるアルバムを制作する案を練っていた。最初の2作(作品 663と664)は1966年初期に製版された。
そのあとシャガールは色刷り3作(作品663、665、667)を作った。
この仕事は、彼が、「壁画」と「魔笛」の舞台装置と衣装に取りかかるために、中断された。1972年、シャガールはモーツァルトのためのアルバム作りの計画をついに断念して、その年の上記の5作が刷られた。しかし、シャガールは、1972年に再びこのテーマに戻り、10作の小型のリトグラフにした。その「魔王と王国」(作品668から677まで)がカミーユ・ブールニケが執筆した本の挿絵となった。
引用
シャガール・リトグラフ全作品集 第2巻
中山公男 日本版監訳
講談社
以前シャガールが好きで集めていましたが、この度手放します。
よろしくお願いいたします。
形式···額縁入り
主な画材···その他
主題···その他
絵画の種類···その他
#マルク・シャガール
#魔王と王国
#リトグラフ
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