みにすた@感動硯作家です。
墨を磨るのが楽しくなる、書画をかくのがもっと楽しくなる硯を作っています。
みにすた流の硯チューニング(墨池墨堂を作り替えて、硯の性能を上げる事)した雄勝硯です。
宮城県石巻市雄勝地区の雄勝石で作られた硯です。
硯裏に「御留石(雄勝石)」と彫られてます。
御留山(伊達家が勝手な採掘を禁止した山)の石で、雄勝硯の伝統工芸士だった遠藤市雄さんの作硯です。
雄勝硯職人で個人的に好きな方が3人いるのですが、遠藤市雄さんはそのうちの一人です。その3人とも、命(人生)をかけて硯を作っているのが見えます。
なんとなくのんべんだらりと技術を上げても、人様の役になんて立てないです。普通のものしか作れない。
その意思、意気込みが見える硯職人が好きで、そのうちの一人です。
楕円の門字型硯ですが、とてもよい雄勝石です。
墨堂も広く墨が磨りやすく、墨池も深いので、とても使い勝手のよい硯です。難点を言えば、厚口なのでサイズの割に重めです。
硯全体ではムラがある石なんですが、そのよい部分を使って上手く作硯されています。
正しくいえば、悪いムラを避けて硯を作っている、です。
端渓でもそうですが、硯の景色のよい部分を使って、とか書いてあるサイトを見ますが、作り手から見るとそんな訳がないです。悪い部分を避けるが技術です。なにぜ0.5㎜彫れば硯の景色は変わる。そんなもの狙いません。
軽い力で磨り心地よく滑らかに墨が磨れます。
墨はスイスイおります。直ぐに墨が黒くなると思います。
墨おりよく墨色もよい、発墨して墨の伸びもよく、気持ちよく磨れます。
濃墨から淡墨まで使えて、よい線が書けます。
油煙墨、松煙墨ともよい硯です。
仮名(~全紙)、漢字(~半切)、水墨画によいです。
サイズ:15.9×13.7×3.0㎝
重量:1㎏超(1.4㎏程度)
*墨と同梱であれば墨を300円/本お値引きしてます。
#みにすた硯(感動硯)
硯チューニング:墨おりの良さ、墨色の良さ、墨の伸び、撥墨、墨の磨り味の性能を上げて、よい書画が書ける様にする整備の事です。書画が上手くなった気がするとよく言われます。墨消費が2/3~1/2程度になると思います。
書 書道具 すずり スズリ
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