若年にして裏千家13世圓能斎の門に入り業躰となり、14世淡々斎、15世鵬雲斎に師事し、裏千家の筆頭家老として誉れ高い日々庵(鈴木宗保)自筆の短冊です。落款は『九十四翁(花押)』としてありますので晩年の揮毫という事が判ります。若干の巻きジワはありますが、全体の調子は良好です。
紙本。無地箱。
長さ151.5㎝ 幅22.8㎝(表装を含む)
▢鈴木宗保(すずきそうほ)
明治15年(1882)~昭和55年(1980)
裏千家の茶匠。今日庵名誉教授。仙台生まれ。本名は保。国立仙台薬学専門学校を経て、明治44年より、京都裏千家にて修行。大正5年(1916)に今日庵業躰となり、同9年上京。伝衣老師から庵号を授かり、「日々庵」を創始。同12年より5年間、茶道普及のため北海道へ赴き、昭和4年(1929)に帰京。今日庵名誉教授、淡交会理事等を歴任。昭和44年に勲五等瑞宝章、49年に第9回淡々斎茶道文化賞を受賞。15代鵬雲斎御家元から道号「太翁」を授かる。昭和55年(1980)9月28日永眠。
【参考文献】
茶道大辞典 淡交社
茶の湯随想 淡交社
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