◆作品について─────────────
リチャード・ダッド(1817-1886)は、ヴィクトリア朝イギリスを代表するユニークな画家です。
幼少より画才を示し、20歳で王立美術アカデミーに入学しました。
青年期には中東やエジプトへ旅し、その体験が後の幻想的な作品群に影を落としました。
しかし旅行中に精神に異常をきたし、帰国後に自身の父を殺害、その後精神病院に収容され、晩年まで制作を続ける人生を歩みました。
ダッドの作品は「妖精画(フェアリー・ペインティング)」として知られ、小さなキャンバスに驚くほど細密な描写で、夢のような世界を構築しています。
代表作の一つ『The Fairy Feller’s Master‑Stroke』(1855-64)では、精神科病院で描き看護師に送った作品で草むらの下に小さい妖精の国があり、そこで樵が木の実を割ろうとしている場面。右上で薬を乳鉢ですりつぶしている男はダッドが殺した父親。
「悪魔が父親に化けている」と信じ込み、散歩中に突然ナイフで刺殺したそうです。
ロックバンド「クイーン」の曲「The Fairy Feller's Master-Stroke」にも影響を与えるなど、現代の文化にも影響を及ぼしました。
また、精神病院で過ごす中でも制作を続けた彼は、幻想と現実、正常と狂気の境界を揺さぶる作品を展開しました。
その細部への執拗なこだわりと、超現実の世界を写し出す視点は、今日もアートファンや版画ファンの間で高い評価を受けています。
その異質で詩的な世界は、ポスターとして飾る際にも強い印象を放ち、見る者の想像力を刺激します。
リチャード・ダッド『バッカス祭の場面』(1862年)をアートポスター化
高級感があり落ち着いたマット用紙を採用
※フレーム付きすぐに飾れます※
◆作品サイズ───────────────
A2サイズ(59.4cm×42㎝)
◆【製品に関する注意点】─────────
・色褪せの原因となりますので直射日光が当たる場所での保管は避けてください
・高温になる環境での使用は避けてください
・液晶や閲覧環境によって商品ページ画像のお色味も変化いたしますのでご留意ください
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