知人に依頼してロンドンのWoolff Galleryで直接買い付けたものなので100%本物ですが、残念ながらCOAが紛失してしまっています。ダメージもなく保存状態は良好です。
額装は撮影用のもので、実際はロールにてお送りいたします。
作家:ミランダ・ドノヴァン
都市のブリックウォールを独自の“ローレリーフ絵画”に置き換え、グラフィティと時間の痕跡を緻密に描写することで知られる現代アーティスト。  
タイトル:画面中央下に鉛筆で “DRINK” と記載。
技法:アーカイバル・ジクレー/ハンドフィニッシュ。下部余白には作家が即興で描いたキャラクターとサインが入り、1点ごとに微妙に異なる“ドローイング付き版画”仕様。
エディション:左下に 23/30 と読み取れるため、30部限定の23番目。
制作年:2011-13年頃に発表された《Walls》シリーズ後期のプリントと推定(同シリーズのモチーフ、作風、エディションサイズが一致)。 
サイズ:画寸およそ 50×70 cm 前後
ミランダ・ドノヴァンは、フランスのエクス=アン=プロヴァンスにあるエコール・デ・ボザールで学び、その後、2005年にシティ&ギルド・ロンドン美術学校でファインアートの学位を取得した画家兼彫刻家です。彼女の作品は、文明の陰の部分とその崩壊を継続的に探求することで、人間の存在条件を考察しています。
ドノヴァンは、ウォルソールのニューアートギャラリー、ニューヨークのザ・バワリー、ウェスト・ブロムウィッチのザ・パブリック(フランク・コーエン・コレクションより)、アテネのコペルーゾス美術館、ザ・グラウチョ・クラブ、ロンドンのラザライデス・ギャラリーなど、多数のグループ展に出品してきました。彼女の初個展は2007年、ラザライデス・ギャラリーで開催されました。
また、シェフのマーク・ヒックスとの継続的なコラボレーションでは、2010年と2013年のフリーズ・アートフェア期間中に開かれたポップアップレストランのメニューアートをデザイン。毎年恒例のヒックス・クリスマスカードや、ロンドンのストリートシーンを題材にしたモビールの制作依頼も受け、同モビールはヒックス・ソーホーでダミアン・ハーストやアンソニー・ゴームリーの作品と並んで展示されています。
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ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##版画