漆器の銘々皿、角皿5枚です。共布に包まれ、共箱に入れられています。
共箱には「漆器お台」と書かれていますが、一般的な脚付きのお台ではなく、「台皿」と言った意味でしょうか。
共箱や共布の汚れは否めませんが、漆器に汚れや損傷、塗り剥げなどはほとんど見られません。
漆器の素材は桐だと思います。褐色の漆器の見込みには、朱色と金色(金箔?)で竹の葉が描かれています。
ちなみに、竹の文様は古くから縁起の良い吉祥文様として愛され使われてきましたが、単色だけでなく朱色や金色も含め多色に色付けされた和柄として広く見られます。
大きさ(㌢)は5枚に差はなく、重さは若干差がありますが、次の通りです。
【銘々皿】
外寸:縦15.4、横18.3、高1.5/
見込み底:縦11、横13.5/
底面:縦11.9、横15/
重さ:44㌘×2、45㌘×2、47㌘/
【共箱】
外寸:縦17.2、横20.1、高7.5/
重さ:357㌘/
箱書きや銘印は見当たらず、何塗りか、漆芸家や工房はなどは分かりませんが、銘々皿には汚れや損傷はほとんどなく良好な状態です。
茶席に、茶席以外に、菓子皿としてお使いいただければ幸いです。
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