信楽焼の香合です。信楽の名門、五代楽斎が抹茶を挽く石臼の姿を侘びた信楽で表しました。
残暑厳しい今年も、いつの間にか炉開きの季節が近づいて参りました。口切りや開炉の一会の炭手前に、床の間のしつらいに、こちらのお香合はいかがでしょうか?
落ち着いた無釉の佇まい、手に馴染む重量感はまさに口切り、炉開きの格の高さに相応しく、お茶道具の取り合わせの完成度が高まることと存じます。
拝見を請われて、お客様の手から手へ、嬉しいため息と共に、このお香合が受け渡される様子をご想像くださいませ。
保管品なのですが、ほとんど使用された形跡がございません。共箱、共布、陶歴、紙の化粧箱が沿っております。紙箱や陶歴に傷みがございます。
お気に召されましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。ご予算のご都合がおありの場合は、具体的なご希望額をお示し頂けましたら、可能な範囲内で考慮させて頂きます。
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